怖い家計見直しブログを見つけたのでツッコミを入れます

  • 2017.11.27 Monday
  • 17:32

JUGEMテーマ:貯金 マネー 生命保険 幸せなお金と時間の使い方

 

先日、ある意味怖い家計見直しブログを見つけました。

 

考え方は人それぞれですので決して他人様のブログを批判したり煽ったりしているわけではありません。

 

しかし実際に「それはやっちゃいかんだろ!」とツッコミどころ満載な保険の見直しをしたことが自信満々に書かれていて、読んでいる人に勧めるような内容のブログ記事だったため、

「これを真似て実行してしまった人が将来困ることになってはいけない!」

と自意識過剰なことを思った私は、この記事を書くことにしました。

 

そのブログの記事のあらすじを時系列の箇条書きで大まかに書き、どこが怖いのかをいちいち()の中でツッコミながら解説します。

 

それではどうぞ!

 

・子供がほしいアラサー共働き夫婦で保険を見直しました!

(なるほど!)

 

・年間ウン十万円の節約に成功しました!

すごいでしょ!

(それはすごい!)

 

・契約した本人が内容をよくわかっていない保険は万が一の時に役に立ちません!

(その通りだと思います!)

・見直しをしたことで、無駄な保険にお金を払い続けていたことを反省しました!

(本当に無駄だったならたしかに反省しますよね!)

 

・見直し前は夫の会社の団体保険にも入っていて毎月給与天引きされていたので、同じような方は要注意です!

(会社の団体保険は格安で死亡保障が持てて、普通の生命保険と組み合わせて持てばすごく良いではないですか!

一体どこが要注意なんですかw

そんなことを書いちゃうことが要注意ですw)

・見直し後の生命保険の内容は「掛け捨ての死亡保障がメインで、がんで受け取れる一時金の保障は付加しませんでした!」

(掛け捨ての死亡保障がメインならなおさらご主人の会社の団体保険を継続する方がいいですよねw

というかアラサーなら死亡よりがんの一時金の方が大事でしょw

特定疾病特約なら大病の保障も死亡保障も兼ねているのに、しかも大概の保険会社にもある商品なのになぜそれを活用しない⁉)

 

・夫婦共働きで貯蓄が1,000万円あれば生命保険に入る必要性を感じません!

(真面目に聞きたいです。

たった1000万円ぽっちの貯蓄で生命保険の必要性を感じないって一体どんだけ安上がりな生活してるんですかw

どんだけ危機感ないんですかw

これから子供がほしいなら尚更必要でしょw

夫婦どちらかが死亡したら、保育園のお迎えの融通がきかなくなったりでやむなく収入が減ることだって普通にあり得る話ですよ!)

 

・がん保険はがんでしか受け取れないので、幅広く受け取れる医療保険を厚くした方がいいと思いがん保険には加入しませんでした!

(がんは通院で治療することも多い時代で、あなたはその時は自腹を切ることになりますけど、1000万円ぽっちの貯蓄で本当に大丈夫ですか?

保険のきかない薬を使うことも十分あり得るんですよ?

1回数十万の薬だってざらにあるんですよ?)

 

・終身保険に入るか検討したものの支払総額が恐ろしいことになったので、とりあえず定期保険にしておいて、ある程度貯蓄ができたら保険を全て解約して貯蓄で対応する予定です!

(そっちの方が恐ろしすぎるw

ある程度の年齢ならまだしも、アラサーの終身保険なら支払総額くらいの解約金が出る保険会社はあるでしょw

支払総額を払い終えた時点での解約金をちゃんと見ましたか?

恐ろしくないはずですよ?)

 

・保険の見直しは健康だからこそでき、病気をすると保険に入れなくなることもあるので、その時に加入するのは手遅れです。

(私もそう思います!)

 

・保険に頼りすぎるのも問題で、加入しているのに万が一の場面で使えなかった!なんてことは多々あります。

(こんなに薄っぺらな見直しをしてしまったらそうなる可能性が非常に高いでしょう。

そうなる可能性上位数%に入っているような内容です。

保険に頼りすぎるなんて言葉は、きちんとした保険を選べなかった人の負け惜しみです。)

 

・できれば保険に入らず、貯蓄で万能に対応するのが一番!

(貯蓄があるに越したことはないですが、よっぽどの大金持ちでもない限りは保険にも入る方がいいです。

他のことで使おうとしていた貯蓄を食い潰さずに済むのですから!)

・よくわからない保険に入っているのなら見直しをした方がいいですよ!

(見直し後の保障内容というか、必要な保障すら選び取れないなら見直しても無意味どころか悪くなることもあります。)

 

以上です。

 

こんな内容を自信満々に書いてあり、上記以外の部分もツッコミどころ満載でしたが、重要な点を抜き出して書きました。

 

一応保障内容に関するツッコミをまとめて補足しますね。

 

・会社の団体保険は大いに活用しましょう!

特に死亡保障の部分はかなり割安なことが多いので、民間の定期保険よりおすすめです。

 

・わざわざ民間保険会社で掛け捨ての死亡保障特約(定期保険)に入るならそれは会社の団体保険で用意して、特定疾病特約や三大疾病特約や五大疾病特約や七大疾病特約も入りましょう!

これらの特約は疾病保障兼死亡保障になっていることも多いです。

(もちろん各保険会社に確認してください。)

アラサーのアラフォーの方は、死亡の確率より疾病の確率の方が高いので保障を兼ねた方が良いです。

 

・1000万円の貯蓄があっても保険には入ってください。

国の保障の制度は年々変わります。

年齢、家族構成、年収などによって、自分の家族が国の保障を受けられなくなる可能性はあります。

あなたが死亡した時または病気で長期にわたって働けなくなった時、残された家族がたとえ月10万円で生活したとしても1000万円の貯蓄では10年も持たずに底をつくのです。

共働きだったとしてもあなたがいなくなることで転職を余儀なくされ年収が激減することだってあり得る話です。

 

・アラサーなら医療保険と病気の一時金に重点を置きましょう!

入院に備える医療保険も大事ですので最低限加入するのは良いと思います。

ただ、現段階では国の制度で医療費の支払いは上限があるので、がんなどの大病に備えるまとまった一時金の保障とは別に考えるべきです。

がんは通院で抗がん剤を使うことも増えています。

薬の種類によっては全額自腹もあり得るので一時金の保障はあった方がいいです。

 

・終身保険は若い人ほど割安感があり、貯蓄性も高い保険です。

支払方法によっては銀行の数十倍の利回りにだってできますので検討の価値があります。

決して恐ろしい保険ではありません(笑)

それについての記事

 

目先の月々の安い保険料を喜んで、薄っぺらい内容に見直してしまったらそれこそ使えない保険になってお金の無駄ですので、くれぐれも薄っぺらい内容の保険見直しをしないよう心から願っています。

 

ちなみに私も、保険を見直して年間ウン十万節約は可能だと思います。

 

薄っぺらい内容ではなく使える保険に見直してウン十万節約するという意味です。

 

少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 


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私にとっての無駄遣いツートップ

  • 2017.11.26 Sunday
  • 19:50

JUGEMテーマ:マネー貯金幸せなお金と時間の使い方

 

無駄遣いにも色々あり、無駄遣いに対する考え方も十人十色ですよね。

 

今日は私が個人的に無駄遣いだと思っているお金の使い方のツートップを書きます。

 

【1】ATM手数料を払う

【2】いつものメンバーでの飲み会に毎回参加する

 

この2つです。

 

【1】は、個人的には究極の無駄遣いだと思っています。

 

ATM手数料って払わなくて済むものですよね。

 

しかも払わないことで誰かに迷惑がかかるものでもないです。

 

私は払いたくないので、手数料のかからない時間帯にお金をおろします。

 

「手数料がかかる時間帯にしか銀行に行けない!」

という声が聞こえてきそうです。

 

もし私が同じ立場だったら、せめて最低限の額で済むようにすると思います。

 

月に1回、または2ヶ月に1回まとめておろすというように。

 

しかしそれ以前に、私は普段ほとんどの支払いにクレジットカードを使っているので、現時点でATMでお金をおろすのは月1回以下です。

 

そういう点でもクレジットカード生活はおすすめです。

 

続いて【2】いつものメンバーでの飲み会に毎回参加。

 

こちらは、いつものメンバーでの飲み会に参加すること自体を指しているわけではないです。

 

「毎回」というところが個人的にお金の面だけでなく時間の面でも無駄遣いだと思っています。

 

その会の頻度にもよりますが、私は2ヶ月に1回でも多いと思っています。

 

私の場合は年に1回かそれ以下でも十分です。

 

学生の頃と比べると、社会人になってからは時間をうまく使おうと思うようになったんですよね。

 

そう考えるようになった上で、私にはいつものメンバーでの飲み会ってそんなに大事ではないです。

 

たまに会うからこそ積もる話もあるというか、癒しそして刺激になるというか。

 

例えば、もし毎月いつものメンバーでの飲み会に行くか、新しいメンバーでの飲み会に行くかだったら、私は迷わず新しいメンバーでの飲み会に行きます。

 

人が変われば話題も変わるので、新しい情報や新しい自分を発見するきっかけにもなります。

 

みなさんは何が無駄遣いだと思いますか?

 


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医療保険に先進医療特約は必要ない

  • 2017.11.20 Monday
  • 18:42

JUGEMテーマ:貯金生命保険マネー幸せなお金と時間の使い方

 

先進医療特約は、個人的には付加する必要はないと思っています。

 

医療保険に加入する際、先進医療特約を付加するかどうか迷う方も多いと思います。

 

「この医療保険では先進医療も2000万円まで保障します!」

なんて説明が書いてあると、「保険料も月額たったの数十円だし、もしものために付加しておこう!」ということで先進医療特約を付加する方も多いと思います。

 

生命保険は安心料と言ってしまえばそれまでですし、先進医療特約で実際に助かる方が多少はいらっしゃるのも事実なので決して批判するわけではなく、付加したい人はすればいいと思います。

 

ただ、私は必要ないと思っています。

 

なぜ先進医療特約の月額はわずか数十円なのでしょうか?

 

ずばり、保険金として受け取る人数が極端に少ないからでしょう。

 

某生命保険会社の先進医療特約について以前調べた際に私は気付きました。

 

これは受け取る人がめちゃくちゃ少ないだろうなーと。

 

審査がすごく厳しいのです。

 

先進医療を受ければ何でも対象になるかというとそうではありません。

 

「定められた施設で」「定められた治療法で」と、細かい条件が他の特約と比較してもかなり多いと感じました。

 

生命保険の考え方は基本的に「相互扶助」です。

 

「生命保険会社は顧客が支払った保険料を集めて貯めておいて、そして運用したりして、そのお金が誰かの保険金になる」ということです。

 

先進医療特約の月額は数十円で、これは特約の中でも破格です。

 

これは明らかに受け取る人が少ないから、保険料を高くする必要がないのだと思われます。

 

先進医療特約を付加するよりも、がんの保障がしっかりした保険に加入して備えることの方がよっぽど大事だと思います。

 

お金を何に使うかは個人の自由です。

 

私にとっては先進医療特約に数十円支払うことは数十円をドブに捨てることのように思えます。

 

数十円単位の節約や貯金を考えるのは面倒だ!と思うタイプの私ですが、だからといって数十円を先進医療特約に使おうとはまったくもって思いません。

 

先進医療特約よりも、うまい棒を数本買いたいです。(笑)

 


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家計簿・お小遣い帳の代わりになるアプリ

  • 2017.11.17 Friday
  • 18:17

JUGEMテーマ:貯金 マネー 幸せなお金と時間の使い方 クレジットカード

 

私は普段、家計簿やお小遣い帳は面倒でつけていないのですが、すごく便利なアプリを見つけて使っています。

 

『CRECO』というアプリです。

 

クレコという名の通り?、クレジットカードの明細をこのアプリ1か所に集めることが可能です。

 

そしてアプリ内のカレンダー上に、いつ、いくら使ったのかがまとめて表示されます。

 

クレジットカードの個人ページとCRECOを紐付けして使用します。

 

これが思いの外便利でお金の管理がらくらくです!

 

私の出費はクレジットカードで支払うことがほとんどで、このアプリを使う前はカードごとにサイトにログインして明細を見ていたのですが、このアプリを使うようになってからは一発で全てのカードの明細を見られるようになりました。

 

明細を見るだけでなく、ダウンロードして印刷することもできます。

 

その他の機能としては、ポイントを貯めてnanacoポイントなどに交換することもできます。

 

具体的には、下記の場合にポイントを受け取ることができます。

 

【1】クレジットカードを登録した際(30ポイント)

【2】カレンダー上に表示されたカード利用履歴の使用ジャンルを個別に登録した際(1000円以上の利用額1項目につき1ポイント)

【3】キャンペーンの申込やアンケートに答えた際(案件ごとに設定されたポイント)

 

私はnanacoで支払っている税金があるので、500ポイント貯まったタイミングでnanaco500ポイントと交換して、その足しにしています。

税金の支払いでクレジットカードのポイントを貯める方法

 

一昔前は、【2】は利用金額が多い程ポイントも多くもらえて貯めやすかったのですが、ここは残念ながら改悪されてしまいました。

 

改悪されたものの、やはり明細書をひとまとめにできるのはとても便利なのでおすすめです。

 

複数枚のクレジットカードを使い分けている方や、日頃の出費はクレジットカードがメインという方はぜひ使ってみてください^ ^

 

もし他にも便利なアプリをご存知の方、ぜひ教えてください^ ^


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改悪!?メルカリ売上金の振込申請期限

  • 2017.11.15 Wednesday
  • 17:45

JUGEMテーマ:貯金 マネー 幸せなお金と時間の使い方

 

今日メルカリアプリを開いてみると、メルカリ事務局からのニュース一覧に

「本人情報登録のお願いならびに売上金のご利用に関する変更について」

という気になるニュースが2017年11月14日11:00に届いていました。

 

【1】初出品時の本人情報登録のお願い

【2】売上金のご利用方法の変更

【3】売上金の振込申請期限の変更

 

上記3点について書かれていました。

 

実施時期は2017年12月上旬を予定しているとのことです。

 

もうすぐですね。

 

私がこれは場合によってはかなりの改悪だ!と感じたのは【3】です。

 

メルカリで購入はせず時々安く出品して、売上金が1万円を超えて振込手数料がかからなくなった時点で振込申請している方にとっては間違いなく改悪と言えるのではないかと思います。

 

一応【1】【2】についても簡単に書きますね。

 

【1】売上金の振込申請期限の変更

出品の際は売上金受取口座と同じ住所、氏名、生年月日を登録してくださいね(初回のみ)。

そうでないと振込申請はできませんよ。

もし家族名義の口座を使用する場合や、婚姻で姓が変わった場合はメルカリ事務局にお問い合わせください。

 

【2】売上金のご利用方法の変更

今までは売上金でそのまま商品を購入できましたが、これからはそれができなくなります。

売上金で購入したい場合まずメルカリポイントを購入し、そのポイントで商品を購入してください。

 

 

【1】【2】は「はい、わかりました。」で済みました。

 

 

しかし【3】!!

 

こちらはニュースをそのまま抜粋しますね。

 

〜〜〜〜〜

3) 売上金の振込申請期限の変更

売上金の振込申請期限が90日に変更となります。これまで通り振込申請期限までに振込申請を行うか、ポイントを購入していただくようお願いいたします。

※期限の変更が実施された日以降に得られた売上金に対して、新しい期限が適応されます。(変更日以前にお持ちの売上金の振込申請期限は、もともとの日付から変更はされません)

※振込申請期限までに売上金のご利用がなかった場合、登録いただいた銀行口座に自動的に振込を行ないます。銀行口座の登録がなかった場合など、万一売上金が失効してしまった場合には事務局までお問い合わせください。

〜〜〜〜〜

 

さて、なぜこれが場合によってはかなりの改悪だ!と感じたかと言いますと「振込手数料」が関係しています。

 

現行の制度では、売上金を振込申請する場合に1万円以上の振込金額であれば振込手数料が無料で、1万円以下の振込金額であれば210円の振込手数料がかかります。

 

つまり現行の制度では、1万円振込申請すれば1万円まるっと手元に入ってきますが、9999円振込申請すると手元に入る金額は9789円になってしまいます。

 

しかし振込申請期限が1年間ということは、年間1万円以上の売上金があれば振込手数料がかからないので振込手数料を支払う可能性は低いですよね。

 

ところが新制度では振込申請期限が90日間です。

 

もし「1万円以上の振込申請で手数料が無料」の部分が現行制度のまま適用されるとなれば、90日経過分の売上金が1万円以下である度に振込手数料210円がかかって自動で振り込まれることになります。

 

最大で年間840円も振込手数料を引かれる可能性が出てきますね。

 

振込手数料って馬鹿にならないですよね。

 

私は普段から銀行のATM手数料を払わずに済むようにお金を引き出しているので、このニュースが気になっています。

 

90日間で毎回売上金が1万円以上になる方には特に問題にはならないところかと思いますが、少数もしくは低額出品している方には痛いニュースかと思います。

 

メルカリ事務局の正式な発表を待つのみです。


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銀行の利率と生命保険の予定利率の違い

  • 2017.11.08 Wednesday
  • 17:09

JUGEMテーマ:貯金 マネー 生命保険 幸せなお金と時間の使い方

 

「少しでも利率のいいところに預けたい。」

 

貯蓄している人やこれからしようとしている人の誰もが考えることではないでしょうか。

 

そんな時にまずは商品の「利率」を確認すると思います。

 

銀行でも生命保険でも「利率」という言葉を聞きますが、それぞれの違いをご存知ですか?

 

まずは銀行の利率。

 

これは身近ですし、わかりやすいです。

 

例えば利率1%の預金口座に1年間100万円預けておくと、1年後に利息1万円が付きます。

(正確には税金約20%が引かれるのでもっと少ないです。)

 

『利率の数字分の利息−税金=自分に入ってくる金額』

という考え方です。

 

利率が高ければ高いほど自分に入ってくる利息の金額が大きくなり、利率が低ければ低いほど自分に入ってくる利息の金額が小さくなります。

 

これに対して保険の利率は考え方が少し異なります。

 

ちなみにタイトルにも書いた通り、保険では「予定利率」という言い方をします。

 

この予定利率を貯蓄商品に当てはめると、確かに予定利率は高ければ高いほど受け取り総額が大きくなったり、元本回復するまでの期間が短くなったりするものではあります。

 

しかし、予定利率が1%の一時払終身保険に100万円払って入れば1年後に1万円増えるという意味ではありません。

 

予定利率が高ければ高いほど少ない保険料で高い保障が買えるということなのです。

 

予定利率が低ければ低いほど高い保険料で安い保障を買うことになります。

 

保障の割安感を表しているというのがわかりやすいでしょうか。

 

例えば、予定利率が高い時代に30歳の人が100万円支払って一時払終身保険に入ると200万円の保障を持てるとします。

 

予定利率が低い時代に30歳の人が同じ100万円支払って一時払終身保険に入ると110万円の保障しか持てなかったりします。

 

どちらが割安感があるかは一目瞭然ですよね。

 

ちなみに上記の200万円と110万円という数字は割安感をわかりやすくする為に適当に当てはめていますので、実際に予定利率が高い時代にこれだけの保障を持てるという意味ではありません。

 

そして、一時払終身保険や個人年金などの貯蓄型の保険だけではなく、完全掛捨て型の定期保険にも予定利率は適用されています。

 

今回何を言いたかったかといいますと、貯蓄商品を選ぶ時に銀行の利率と保険の予定利率を同じ定義で考えてはいけませんということです。

 

利率1%の預金と、予定利率1%の保険は同額の利息が付くわけではないのです。

 

貯蓄タイプの生命保険の利率を確認する時に

「利率は何%ですか?」

と質問すると、予定利率を回答されることもあるので気をつけてください。

 

じゃあどんなふうに質問すれば双方のずれがなくなるの?

 

「×年後の返戻率(へんれいりつ)は何%ですか?」

「×年後にいくら増えていますか?」

 

この聞き方ならまず間違いないでしょう。

 

ちなみになぜ「×年後」というフレーズを含めたかといいますと、保険の貯蓄商品の場合は「×年以内に解約すると元本割れする」ということが多いのと、「毎年必ずしも一定額ずつ増えるわけではない」という点を考慮してのことです。

 

本当はこれくらいのことは保険会社の人も専門用語がわからない素人に対して気遣って答えてほしいものですが、平気で予定利率を回答する人がいる以上、加入者側も気をつけた方がいいのかもしれません。

 

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